おか山っ子

・第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
 3月26日(日)、「第56回『おか山っ子』特別賞表彰式」が岡山市下石井のピュアリティまきびで行われました。
 応募総数5,972点の中から、各学年1点の9つの特別賞を含め187点の掲載作品が2月22日(水)の最終審査で決定しました。
 今回はご後援いただいている7団体のうち、岡山県、NHK岡山放送局、山陽放送、山陽新聞社、岡山作文の会の5団体より来賓の方をお招きし、特別賞を受賞した子どもたちに直接賞状をお渡しいただきました。
 表彰式では特別賞受賞作品の中から、小学校2年生定兼康晃さんの「るすばん」、小学校5年生中塚千尋さんの「大豆の草とり」、中学校1年生宮部尋さんの「大変なことが起きた!!」の3作品を受賞者本人が朗読し、会場は大きな拍手で包まれました。
 岡山県からも岡山県知事代理に来賓として式典に参加していただき、「おか山っ子」がより地域に根ざした文詩集となるように励ましのお言葉もいただきました。これからも「おか山っ子」が多くの方に愛され、広く読まれ続けることを願っています。
 「おか山っ子」第56号は、7月上旬発行予定です。ご希望の方は岡山県教職員組合教育文化部(TEL 086-272-1278)までご連絡ください。
【小学生版 1冊750円 全学年版 1冊950円】

・第56回 おか山っ子 特別賞受賞作品

学年受賞学校名名前作品名
小1岡山県教職員組合執行委員長賞勝央町立
勝間田小学校
横山 颯ぼくのおとうと
作品評そうくんは、ほしいものがあってもがまんしているのに、おとうとは、ないておもいどおりにするので、ずるいとおもっているんだね、でもやっぱりおとうとのことが大すきなそうくんです。「おにいちゃんだからがまんしなさい。」といわれることもあるんだね。やさしくて おとうとおもいのそうくん、おとうとが小学生になることをたのしみにしている気もちがよくつたわってきます。
小2岡山作文の会会長賞里庄町立
里庄東小学校
定兼 康晃るすばん
作品評「お母さん、早く帰ってきて。」という、やすあきくんのことばが、一文一文から聞こえてくるようです。一人でこわかったね。ふあんだったね。ビデオを見たり楽しいことを考えたりしながら、ひっしでおるすばんをしたんだね。お母さんが帰って来た時、どんなにうれしくてあんしんしたことでしょう。大すきなお母さんの後を、ぴょんぴょんはねながらついていくやすあきくんがうかんできます。
小3日本放送協会岡山放送局長賞美作市立
英田小学校
高坂 拓夢ぼくの書きぞめとっくん
作品評しゅうじの横ぼうだけ、何本も何本も、そして「お」のむすびを何回も書き続けるたくむさんのしんけんな顔が見えるような作品です。高坂さんの家族のあたたかさとやさしさに包まれた「とっくん」の様子が胸にじんじんと伝わってきました。練習をすることで字が上手になったばかりでなく、ひいじいちゃんの心もしっかり受けとめることができたのですね。
小4山陽放送社長賞久米南町立
神目小学校
高階 悠げきうまオムライス
作品評悠さんは、お料理好きです。今日もお姉さんを誘って、オムライス作りを始めました。料理を作る手順もよくわかっていて、文から余裕も感じられる程です。日頃からよくお手伝いをしているのですね。また、お姉さんとの会話もしっかり書けていて、『げきうまオムライス』になった過程も、読み手に楽しく伝わってきましたよ。
小5山陽新聞社長賞津山市立
中正小学校
中塚 千尋大豆の草とり
作品評夏の朝早く大豆畑の草取りをがんばった中塚さん。したこと、見たことをていねいにきちんと書くことで、情景や気落ちがよりあざやかに伝わってきます。また、とちゅうで自分が子どもの頃のことを話してくれたお父さんから中塚さんへと伝えられる働くことの喜びや誇りを中塚さんがしっかり受け止めていることが読む者の心をうつ作品です。
小6岡山県知事賞赤磐市立
山陽小学校
長谷目 翼大好きだった森監とく
作品評翼君の作文を読んでいると、子どもたちや野球が大好きな監督さんの暖かいお人柄が伝わってきました。2年前になくなられた方でありながら、今も翼君の中で監督さんの笑顔や言葉が生きていることに胸を打たれました。これらかも翼君の成長を天国から見守ってくださることでしょう。野球の楽しさ・礼儀・物を大切にすること・あきらめずに努力することなどの教えを胸にがんばってください。
中1岡山県教職員組合執行委員長賞倉敷市立
西中学校
宮部 尋大変なことが起きた!!
作品評じん麻疹との格闘の様子が、文章から飛び出してきそうなスピード感と臨場感で伝わってきます。お母さんの冷静さと宮部君の緊迫した気持ちとがとても対照的ですね。お母さんの冷静な言葉の裏に見える愛情の深さもとてもユニークに表現されていて、想像してしまうと、失礼ながら微笑ましく思えました。
中2岡山県PTA連合会長賞津山市立
津山東中学校
上本 彩加心はコートの中で
作品評叙情的な表現が随所に用いられて、作者の心情が強く伝わってくる作品となっています。 スポーツ選手としての挫折と葛藤。そして、昇華への過程が詳細に描かれ、未だ苦難が解決していない状態であるにもかかわらず、読後に何とも言えない爽やかな気分にさせられるのは、作者の前向きな心が素直に表現されているからに他ならないと思います。
中3岡山県知事賞鏡野町立
鏡野中学校
瀬谷 幸子伝えたい、ありがとう
作品評家族の絆が一層深まっていったことが強く感じられる作品です。甘えていた自分に気づき、家庭内での役割を自覚し、大きく成長できたことが素直な言葉で表現されています。 おじいさん、おばあさんへの感謝の気持ちを、そして、これから関わる多くの人たちへも同じ気持ちをもって、日々の生活を送ってほしいと思います。

第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催 第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催 第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催 第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催 第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催

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第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
勝央町立勝間田小学校
1年 横山 颯
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
里庄町立里庄東小学校
2年 定兼 康晃
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
美作市立英田小学校
3年 高坂 拓夢
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
久米南町立神目小学校
4年 高階 悠
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
津山市立中正小学校
5年 中塚 千尋
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
赤磐市立山陽小学校
6年 長谷目 翼
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
倉敷市立西中学校
1年 宮部 尋
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
津山市立津山東中学校
2年 上本 彩加
第56回「おか山っ子」特別賞表彰式を開催
鏡野町立鏡野中学校
3年 瀬谷 幸子


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